トリニダード・トバゴの共和国記念日について

Republic Day in Trinidad and Tobago
9月24日はトリニダード・トバゴの共和国記念日です。

共和国記念日とは日本では聞き慣れない言葉ですね。
しかし、トリニダード・トバゴでは奴隷解放記念日、独立記念日と並んで重要な祝日です。

トリニダード・トバゴは1976年までは君主制をとっており、なんと未だ現役でイギリスの女王であるエリザベス2世がトリニダード・トバゴの君主として首相を務めていたというから驚きです。
しかし、1976年8月1日に共和国としての新しい憲法が配布され、「トリニダード・トバゴ共和国」が宣言されました。
そして1976年9月24日に第一回共和党議会が開催されたので、この日を共和国記念日と制定したそうです。
真の意味で現在のトリニダード・トバゴが生まれた日として重要な記念日だったのですね。

この記念日は、独立記念日や奴隷解放記念日に比べてはやや馴染みが薄いですが、去年までは首都ポート・オブ・スペインなどでスティールパンのトラックが各バンド出てみんなで色とりどりのパウダーを掛け合うパウダージュべなんかが行われていました。

今年はやはり新型コロナの影響でイベントは軒並み中止なのが寂しいところです。

日本は4連休が終わったばかりとは思いますが、どうぞトリニダード・トバゴを少し思って、
ダブルス作ったり、ビール飲んだり、ソカやカリプソで踊りまっくったりして一緒にお祝いしてくださいませ!

この記事を書いた人

Japanist Sayori

90年代後半に南国に憧れpanを始める。
そして2007年に初めて本場トリニダード・トバゴのパノラマに参加をし、ますますパンに取り憑かれる。
機会あってトリニダード・トバゴに一年程度住み、パノラマシーズン以外の地元のパンバンドの活動も経験する。
今は休み休みながらもパンを愛し精力的に活動中!現在はまたトリニダード・トバゴに拠点を移し、現地のリアルな情報お届けします♪♪